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TFCC損傷(三角線維軟骨損傷)

1.発生のメカニズム
TFCCとはTriangular Fibrocartilage Complexの略で、手関節三角繊維軟骨複合体のことをいいます。TFCCは尺骨茎状突起(前腕の小指側の骨の末端にある突起)の周囲に位置し、靭帯と腱鞘、関節円盤で形成されていて手首への衝撃を和らげるクッションの役割を担っています。

TFCC損傷は加齢的な変化によるものもありますが、捻挫や茎状突起の骨折などの外傷によるものが多く、反復運動によって切れたり磨耗したりすることによってもおこります。

反復運動による損傷でよくみられるものに、ゴルフや野球のスィングが挙げられます。これは、例えば右利きの人の場合、スィング時に左手の関節に大きなひねりが加わります。

この動作を繰り返すことによって関節が磨耗し、損傷しやすくなるわけです。

2.症状
症状の特徴は手関節の小指側に起こる運動時の痛みです。例えば、蛇口をひねる、ドアノブを回す、タオルを絞る、など手首をひねる動作を行った時に痛みが発生します。逆に、そういった手首の動作を行わなければ痛みは発生しませんし、動作を中止すれば痛みは軽減します。

TFCC損傷は一般的なレントゲン検査では写りにくいため、確定診断には磁気共鳴画像診断装置(MRI)や関節造影検査、関節鏡検査などが必要です。

3.治療
治療は病態によって異なりますが、原則的には保存的治療が行われます。早期の場合、安静を目的としてギプスや装具による手関節の固定が施され、リハビリテーションとして温熱療法などを行い経過観察します。

損傷部位に直接働きかける治療として、鍼灸治療や超音波治療も効果的です。また、尺骨の茎状突起が損傷部位に負担をかけないようテーピングで茎状突起を固定することも痛みを軽減させるためには有効です。約70%が保存療法で改善するとされていますが、難治例ではステロイド関節内注射をすることもあります。

保存的治療で改善されない場合や長期間治療せずに放置された症例では関節鏡を用いた手術的治療を行います。手術的治療には損傷部位を切除または縫合したり、尺骨短縮術といって、前腕の骨(尺骨)を短くして損傷部位へかかる圧力を減らす方法などがあります。

4.予防
TFCC損傷は外傷性のものが多く、予防することは容易ではありません。スポーツなどによる反復動作に起因する場合は、なるべく手首に負担をかけないような技術を習得することが予防につながるといえます。

いずれにせよ、TFCC損傷は早期発見、早期治療が重要です。症状が表れたら、単なる関節痛だから市販の湿布薬をしておけば大丈夫だろうなどと自己判断せずに整形外科を受診する必要があります。ただ、先にも述べたように、TFCC損傷はレントゲンに写らないので見落とされがちです。なるべく「手の外科専門外来」のある整形外科を受診すると良いでしょう。


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