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骨折

1.発生のメカニズム
骨折とは、「骨組織の連続性が完全あるいは部分的に離断された状態」のことで、骨折線の入り方により完全骨折と不全骨折(一般的にヒビともいわれる)に分けられます。

また、折れた骨自体がもともと正常であるか病的であるかによっても、外傷性骨折と病的骨折に分けられ、このうち、整骨院・接骨院(柔道整復師)が取り扱う骨折は、外傷性骨折(急性・亜急性)であります。外傷性骨折は、その部分に直接的に力が加わる場合と間接的に力が加わる場合どちらでも起こりえます。
急性の骨折とは、その原因がハッキリとしているもので、落下、直接的な打撃、骨・関節・軟部組織への瞬発的な力が加わることよって起こるものです。

亜急性の骨折とは、その原因をハッキリと自覚していないことが殆どで、疼痛などの症状が突然発生するものと徐々に出現してくるものがあります。スポーツや労働などにより反復性・持続性に力が加わることによって起こることが多く、年齢以外の基礎的状態も関与するといわれています。疲労骨折はその代表例ともいえます。

疲労骨折は、運動選手の長時間の疾走や繰り返しのジャンプなどによって骨に対して持続的かつ継続的に衝撃が加わり、それが蓄積された後、骨膜反応が起こり骨折を認められるようになります。初期のものではエックス線画像でハッキリと写らないことが多い骨折です。これは金属疲労の現象によく似ていて、特に中足骨、脛骨、腓骨、肋骨などに発生しやすい骨折です。

剥離骨折という骨折がありますが、正式には裂離骨折といい、筋肉や腱・靭帯などの牽引力によってその付着部が引き裂かれて発生する骨折です。足首の外側(腓骨果部)、膝のお皿の少し下の骨(脛骨粗面)、肘の内側(上腕骨内側上顆)、股関節の少し上の骨盤の骨(上前腸骨棘・下前腸骨棘)、足の甲の外側(第5中足骨)などに特に発生しやすい骨折です。

2.症状
骨折時の局所症状としては、一般的な外傷の症状とともに骨折の固有症状が現れます。
(1)一般外傷症状
@疼痛: 骨折では勿論のこと、打撲や捻挫、脱臼、挫傷などあらゆる外傷の症状として表れますが、特に骨折の疼痛は知覚神経が豊富な骨膜(骨の最も外側にある膜)から起こります。
A腫脹: 腫脹とはいわゆる腫れのことで、軟部組織のみの損傷でも起こりますが、骨折の場合には、骨膜や骨髄などの出血によって起こります。
B機能障害: 機能障害は、長い骨が完全に折れたときに著名に現れます。骨折部周囲の筋肉が一時的に麻痺(鈍麻)状態になり、あまりの痛さに自ら動作を制限したりします。また、体を支えることが出来なくなったりします。
C皮下出血: 特に皮下の近くや筋肉の厚みが薄い部分の骨折では、皮下出血斑が出現します。受傷後2〜3日位で著名に現れます。

(2)骨折の固有症状
骨折したときのみに現れる症状です。
@異常可動性: 特に長い骨が完全に折れたときに著名に現れます。正常であれば動くはずがない部分が、そこに関節があるかのようにグラグラと動きます。
A軋轢音: 折れた骨の端と端が異常運動の際に互いにこすれあって出る音のことを軋轢音といいます。これは、常に感じたり聞こえたりするものではなく、骨折したからといって必ず出る症状ではありません。
B転位と変形: 折れた骨は上下左右にずれたり曲がったりします。これを転位といいます。この転位が強ければ強いほどその部分の腫れとともに外見上の変形が見られます。
3.治療
しっかりと徒手整復した後にRICE処置を行います。
RICE処置とは、【R(Rest):安静、I(Icing):冷却、C(Compression):圧迫、E(Elevation):挙上】のことをいいます。

骨折を起こすとその骨折面より出血が起こります。同時に骨芽細胞(こつがさいぼう)という細胞が出現しこの細胞が後に骨を構築する骨細胞の基となります。

骨折周囲に出血した血液は徐々に固まり繊維化していきこの部分に骨芽細胞が定着し仮骨(かこつ)を形成していきます。仮骨とは骨折部を正常な骨で再生するまでの仮補修みたいなものです。
この仮骨は、骨折部を取り巻いて、はじめは表層より形成し徐々に骨の中心部へ到達していきます。この仮骨の形

成が完成するまでは非常に脆い状態なのでしっかりと固定します。骨折した箇所にもよりますが、プライトン、アルフェンス、巻軸包帯、綿花沈子、三角巾等を用いて固定します。

また、体重などなるべく負荷がかからないようにし、超音波画像診察装置を用いて経過観察を行いながら、手技療法、超音波治療、鍼灸療法、パルス治療(鍼通電療法)等を施します。
さらに、症状の回復状況によってバランスボード、バランスディスク、ストレッチングなどのリハビリテーション〜徒手抵抗によるトレーニングやゴムチューブなどを用いた筋力トレーニングなどを行います。

4.予防
スポーツ選手においては、基礎体力の向上、より高度な技術の習得、柔軟性の向上、バランス感覚の習得、筋力アップなど様々なことが上げられます。また、日ごろのハードな練習による疲労を蓄積させないことも大切です。
 スポーツをやらない方にもいえることですが、日ごろからカルシウムを積極的に摂取することも大切です。日本人は飽食の時代にもかかわらず、カルシウムだけは唯一不足しているといわれています。意識的にでもカルシウム摂取を心がけていくと、骨粗鬆症などの防止にもなるのではないかと思います。

高齢者にとっては、転倒などが骨折の最大原因とも言われています。骨折を起こす場所によっては致命的なものもあります。人間は年を重ねるに連れて、筋力の低下、視野の狭小、バランス感覚の低下など、転倒する原因が数多く表れてきます。日ごろの適度な運動を行い、筋力やバランス感覚の維持に努めることが大切です。
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